むれいごうこうたま梦灵合香珠

効能：睡眠を促進し、精神を安らかにし、不安を和らげ、夢の出現を促す

対象となる人群：不眠で多夢な人、不安感が強い人、夢の体験を求める人

原料：夜交藤（やこうとう）、佛手柑（ぶっしゅかん）、桑葉（そうよう）、茯神（ふくしん）、遠志（えんち）、ラベンダー、檀香（たんこう）、龍脳（りゅうのう）、蜂蜜（はちみつ）

夢霊合香珠（むれいごうこうしゅ）は薬王（やくおう）孫思邈（そんしみょう）の『千金要方（せんきんようほう）』に由来しています。『千金要方』には、夜交藤（やこうとう）、佛手柑（ぶっしゅかん）、桑葉（そうよう）などを用いて、不眠や多夢、健忘、驚きや不安を治療することのできる処方が記載されており、これが夢霊合香珠の原型となっています。古代の宮廷薬師はこれを基に、香道文化と結び付けて、関連する薬材と香料を配合して合香珠を作り、ついに夢霊合香珠が生まれました。